令和8年度春季企画展
玉鋼+αの刀たち
玉鋼だけではない、日本刀の世界
開催期間
令和8年5月23日(土) - 5月24日(日)
営業時間
10:00 - 21:00(24日は18:30まで)
料金
観覧無料
主催
一般財団法人群青財団

展覧会ハイライト
出陳刀剣
太刀「青海波」
個人蔵(管理:群青財団)
本作は令和元年に備前長船の満足弘次刀匠によって鍛刀されました。戦艦「陸奥」の防禦鋼板と玉鋼を1:9の割合で混ぜて鍛刀しています。刀身は「秋刀魚を彷彿させる輝きがある」と形容され、玉鋼のみで作られた刀に比べると全体がやや青みがかっていることも特徴の一つです。
短刀「星燈」
個人蔵
本作は令和6年に備前長船の安藤広康刀匠の手によって鍛刀されました。アフリカのナミビア共和国で産出した「ギベオン」という隕鉄と玉鋼を3:7の割合で混ぜて鍛刀しています。隕鉄を用いた刀の特徴として、地鉄や刃文に特徴的な層状の模様が見られます。
三笠短剣
個人蔵
本作は日本製鋼所 室蘭工業所(現在の室蘭製作所)にある瑞泉鍛刀所の堀井秀明刀匠の銘が裏に彫られています。昭和初期に戦艦「三笠」の主砲の鉄から日本刀を作ろうという動きが起こり、昭和3年から昭和7年の短い期間で短剣や長剣が多数鍛刀されました。本作もそのうちの一振です。